まんま!の備忘録

ソフトウェア・ファームウェア・ハードウェア関連の備忘録

Visual Studio CodeでFlutterを使用したAndroidアプリ開発環境構築

MAUIやろうかなぁと前回の記事で書きましたが、Flutterをまずはやってみようかと。

以下を参考に進める。エディターはVisual Studio Codeを使用します。
docs.flutter.dev

zshがデフォルトターミナルか確認

$ dscl . -read ~/ UserShell
UserShell: /bin/zsh

OKです。次行きます。

Rosetta 2のインストール

$ sudo softwareupdate --install-rosetta --agree-to-license
Password:
By using the agreetolicense option, you are agreeing that you have run this tool with the license only option and have read and agreed to the terms.
If you do not agree, press CTRL-C and cancel this process immediately.
2024-08-07 22:23:11.099 softwareupdate[52254:449281] Package Authoring Error: 062-01890: Package reference com.apple.pkg.RosettaUpdateAuto is missing installKBytes attribute
Install of Rosetta 2 finished successfully

エラー出てますが、無視していいようです。
discussions.apple.com

Android Studio のインストール

以下参考にします。
developer.android.com

利用規約に同意して、Mac with Apple chip をダウンロードして、インストールします。

git のインストール

これは入っているのでスキップします。
ない人は以下コマンド実行。

$ brew install git

Flutter SDK のインストール

Visual Studio Codeを開きます。
拡張機能で flutter を検索し、インストールします。

⌘+⇧+P を押します。
コマンドパレットに flutter と入力します。
Flutter: New Project を選択します。
右下に Download SDK のボタンが出るのでクリックします。
ダウンロード先を選択して、しばらく待ちます。
私はホーム配下のLibrary に入れました。

SDKパスをコピーして、以下で追加します。

$ echo "export PATH=/path/to/your/flutter/bin:$PATH" >> ~/.zprofile

Visual Studio Code を閉じます。

Android開発の設定

Android Studioを起動します。
New Project や Open の下にある、More Action から SDK Manager を選択します。

以下が選択されていることを確認します。

OKを押します。
ライセンスの同意を求められたら、内容を確認して進めます。

仮想デバイス の作成

Android Studioを起動します。
New Project や Open の下にある、More Action から Virtual Device Manager を選択します。

左上の+ボタンからデバイスを新規作成します。

とりあえずはデフォルトで一つあったので今回は作りません。
作成したら再生ボタンをクリックすると仮想デバイスが起動します。


Androidライセンスに同意

ターミナルを開き、以下を実行します。

$ flutter doctor --android-licenses

ライセンス同意の確認が出るので、進めます。

状況を確認します。

$ flutter doctor
Doctor summary (to see all details, run flutter doctor -v):
[✓] Flutter (Channel stable, 3.24.0, on macOS 14.5 23F79 darwin-arm64, locale ja-JP)
[✓] Android toolchain - develop for Android devices (Android SDK version 35.0.0)
[!] Xcode - develop for iOS and macOS (Xcode 15.4)
    ✗ Unable to get list of installed Simulator runtimes.
    ✗ CocoaPods not installed.
        CocoaPods is a package manager for iOS or macOS platform code.
        Without CocoaPods, plugins will not work on iOS or macOS.
        For more info, see https://flutter.dev/to/platform-plugins
      For installation instructions, see
      https://guides.cocoapods.org/using/getting-started.html#installation
[✓] Chrome - develop for the web
[✓] Android Studio (version 2024.1)
[✓] VS Code (version 1.92.0)
[✓] Connected device (3 available)            
[✓] Network resources

! Doctor found issues in 1 category.

一箇所何か出ていますが、iOSアプリ開発は今回対象外なのでこれは無視します。
iOS アプリも開発する場合は以下参考。
stackoverflow.com


以上です。
あとはFlutter公式にサンプルアプリの実行方法とかあるのでそちら参考。
docs.flutter.dev